【CSS Nite in SHIZUOKA, Vol.4】でWebデザインの未来について勉強してきました!

昨年に続いて、今年も『CSS Nite in SHIZUOKA』に参加させていただきました!
今回のテーマは『Webデザインの未来 -これからのWebのカタチと制作者に求められるスキル/マインドセット-』ということで、業界の最先端で活躍されている方々の貴重なお話を、たっぷり聞くことができました。どのセッションも、とても濃ゆーい内容ゆえ、その場では消化しきれなかったので、こうしてブログに綴りながら自分なりに咀嚼していこうと思います。

このアイキャッチ画像は、CSS Nite in SHIZUOKA実行委員の方に許可を得てお借りしています。

各セッションの感想など

では、自分のメモと記憶を頼りに各セッションの感想などを書いてみます。
もし間違っているところなどがあれば、ご指摘ください。

秋葉さんのセッション

スマートフォンサイトやアプリ設計の具体例を中心にお話を進められていて、とても理解しやすかったです。Webデザイナーも、これまでの静止画的なワイヤーフレームやカンプを作るのではなく、前後のストーリーや、ユーザーの行動の先を考えた機能やデザインを設計することが大切だということや、「かっこいいこと」と「ユーザーの心に響くこと」は別であることなどが、特に印象に残りました。
また、プロトタイプから少しずつ改良を重ねていく工程は、大変参考になりました。

小山田さんのセッション

5年前と現在のWebの比較からはじまり、先端の技術を活用した事例について幅広くお話されていました。
私などは、まだまだ実務で使うこともないであろう、canvas要素やWebGLといった技術の内容もあり、途中ついていけるか不安でしたが、ひとつひとつ事例をもとに丁寧にやさしく解説してくださったおかげで、理解することができました。まだ使うことはなくても、ある表現をどんな技術で実現できるのかを、知識として身につけておくことは大切ですね。
また、おすすめのJSライブラリを紹介されたことで、ちょっと触れてみようかなーという気にさせてくれました。

鷹野さんのセッション

CSS Niteのこと、制作会社としてのことなど、きっとみんなが一度聞いてみたかったであろうことを赤裸々にお話くださって、もう最高としか言いようがなかったです。鷹野さんは情報のストック場所としてTumblrを使われているとのことで、その活用方法を真似してみたいと思いました。
私自身、ちょうど仕事のあり方や今後についていろいろと考えたり悩んだりしている時期だということもあって、学ぶべき点がたくさんあったり、セッションを聞き終えた頃には、頭のもやもやが少し晴れたような、背中をちょっと押してもらえたような、清々しい気持ちになれました。

中川さんのセッション

時々見失いがちになる、Webデザインの根本的な役割というものを、はっきりと再認識させてもらいました。真の意味で「デザインができる」ということは、イコール万能なんだなーっと理解するとともに、そういう意味で自分が力不足であることを痛感しました。
また、スマートフォン、タブレット端末、家電、自動車…様々なデバイスがWebにつながり、インターフェイスも多様化していく中、私たちWebデザイナーは困惑したり不安を感じてしまいがちですが、すべてがWebにつながっていくことは、すなわちWebデザイナーが世の中のいろいろなことを解決できるという、壮大だけれど真実な一言が、もっとも印象に残りました。
まさにWebデザインの未来がキラキラ輝いて見えるような、心ときめくセッションに圧倒されっぱなしでした。

全体を通して…

今回、Web制作に関わるすべての人にとって有意義なセミナーだったと思いますが、特に私のようにWebデザイナーかつフリーで仕事をしている人間にとってはドンピシャな内容で、とても嬉しく、刺激になりました。
本やWebでは知ることができない、ナマのお話が聞けるのは、こうしたセミナーならでは…ですね。
スピーカーの皆さんのエンターテイナーっぷりも見事で、笑いも多々あり、とにかく参加できて本当に良かったです!

スピーカーの皆さん、運営スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!!

余談

昨年の『CSS Nite in SHIZUOKA, Vol.3』参加から約1年。
あの時は、自分が本を書いたり、CSS Niteで宣伝をさせていただくことになるなんて、まったく思ってもいなくて、そういう面でも感慨深い1日でした。次に待っているワクワクを大切に、来年はさらにステップアップできているようにがんばろうと思います。
それから、もうちょっとまともに宣伝できるようにがんばろ…(苦笑

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